“自然と音楽の共生”をコンセプトに、1997年夏、富士山の麓にある富士天神山スキー場で誕生した日本最大級の野外ロック・フェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL」。
毎回、世界最高峰のアーティストや音楽界のレジェンドから新鋭まで、幅広いアーティストが集結し、3日間にわたり熱演を繰り広げ、会場には老若男女問わず10万人が苗場の大自然と共に音楽を肌で感じ、盛り上がってきました。
そんなフジロックも2020年の新型コロナウイルス蔓延による開催中止から25周年を迎えた昨年までの3年は規制の多い開催となっていました。
そして26回目の開催となる今年は海外からも多数の注目アーティストが参加、また苗場の夜のアイコンとしてファンたちに愛されていたエリア「THE PALACE OF WONDER」が4年ぶりに復活するなど、ついに本来のフジロックが開催されました。
しかしその開催にもフジロックを中止しろという声も少なくなかったようです。
そこで今回はフジロック2023について寄せられたポジティブ、ネガティブな声も含めて紹介していきます!
【FUJI ROCK FESTIVAL 2023】フジ ロック 中止しろの声?なぜ?
これほどのビッグネームが集まるフジロックもネットで検索すると「フジロックを中止しろ」という候補が上がってきます。
いったいなぜなのでしょうか。

中止しろと言われたのは2021年が原因?
フジロックを中止しろと言われる理由としてコロナ禍で、多くの方が規制に従っていた中で、フジロックだけまるで別世界のような振る舞いをしながら、参加した人たちが騒いでいたことが要因のようです。

批判の声をあげている方は「フジロックを開催するなという話ではなくて、感染症対策をちゃんとやろうってはずなのに、できてない」ことに憤りを感じていたようです。
運営からの声かけも虚しくマスク着用無視多数!ノーマスク宴会も
フジロックを運営している側も、会場で正しいマスクの着用と密集への注意として声を掛けているのにも関わらず、アゴマスクや鼻だしマスクが散見、密集、大声での歌唱、そして騒いでいたようです。

その様子はTwitter(現X)のタイムラインでも、密集の画像が大量に出回り、その中には近場の飲食店で大人数ノーマスク宴会をされている模様を武勇伝のように投稿しているアカウントもあったようです。
規制自粛要請期間中でありながら「東京からの参加者が6割」も批判の的に
このようにともすれば修羅場のような環境を作り出していたのは地元の方ではなく、東京からの参加者だったというのも批判を集める要因となりました。

2021年と言えばまだ規制すら自粛するよう呼びかけられていた頃ですが、フジロック2021に参加した方の約6割は東京から“遠征”していたようです。
フジロックフェスの人出、6割は東京から 地元は5%:朝日新聞デジタル
地元の方からしたら“コロナ菌がわざわざやってる”状態となりますから、反対する気持ちはよく分かりますよね。
FUJI ROCK FESTIVAL 2023概要まとめ

FUJI ROCK FESTIVAL 2023についてまとめておきます。
開催日:2023年7月28日(金) 29日(土) 30日(日)
開催地:新潟県湯沢町苗場スキー場
主催 :SMASH Corporation
出演した海外アーティスト

フジロック2023 アーティストは海外からもビッグネームが集結しました。
- ALANIS MORISSETTE
- G. LOVE & DONAVON FRANKENREITER
- YEAH YEAH YEAHS
- WEEZERから、LEWIS CAPALDI、DANIEL CAESAR、FKJ
出演した国内アーティスト

海外アーティストに負けないほどの国内アーティストも集結!
- 矢沢永吉
- ELLEGARDEN
- YUKI
- Vaundy
- 羊文学
- カネコアヤノ
- ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA(池畑潤二、奥田民生、トータス松本、土屋アンナ、Doul)
最後に
今回はフジロックを中止しろとまで言われながら継続、成功している「FUJI ROCK FESTIVAL」についてまとめてきました。
国内外からビッグネームが出演し、毎年心待ちにしている方も多い野外フェスなので、無くなってほしくはありませんよね。
コロナ禍のようなことは余程のことがないとおこらないかもしれませんが、参加者だけでなく、開催地域の方も含めてみながハッピーになるフェスであり続けてほしいですね!
